古い家の建直し片付けで着物と共に出てきた丸帯を半幅に直した織地柄の帯です。
良く見かける硬い織り生地の丸帯ではなく、柔らかい生地で織り柄の糸も柔らかく、所々に引っ掛けがあります。
長さも丸帯より短く、片端にオランダ線がないので、何かに使う為に切り取った後、半幅帯に直した様です。
画像では色が上手く出ず、大きな丸菊や花菱の地の橙色は明るい樺色（山吹色に近い橙）で、柔らかい色目です。
全体に茶系に見えますが、金茶のように写っている松葉菊等はレモン色の様な黄色で、もう少しメリハリがあります。
自然光で撮った画像３枚目４枚目が、私のモニタでは実物の色味に最も近いです。
画像５は蛍光灯で撮っていて、実物より少し白っぽく写っていますが、色のコントラストは実物に近いです。
長さ約322cm、幅約15.5cm位と、長さも丸帯より短めです。帯として締めるのは難しいかも知れません。
生地が柔らかいので、良いとこ取りでリメイク材料などに使って頂けたらと思います。
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