ヘッドについて |
■ドラムヘッドのサイズについて
ドラムにはタムタムに複数のサイズ、スネアドラムやバスドラムにも複数のサイズがございます。
スネアドラムの標準的なサイズは14インチ。
世の中のドラムセットに使うスネアドラムはほぼ14インチです。
また、バスドラムは22インチが標準的。
マーチングドラムの場合は、スネアには10インチや12インチが採用されていることが多いです。
ヘッドをお求めになるときには、サイズを必ず計りお手持ちの太鼓に合うサイズをお求めください。
■ドラムヘッドの種類について
ドラムヘッドはサイズだけでなく、種類も多数ございます。
主に、ジャンルによって使い分けを致しますが、激しく叩く場合は耐久性があり音量の大きなヘッドを、また、ジャズなどの場合はブラシ奏法などを行いますので必ずコーテッドヘッド(表面がざらざらしていて白いヘッド）を使用致します。
おおざっぱな分け方としては
激しいドラムを叩く場合は、耐久性があり音量が大きなヘッドが合いますので、2プライ（二枚合わせ）や1プライの厚みがあるヘッドを選びます。
ポップスなどの場合は、力任せに高く等が少ないので 中～薄めのヘッドがお勧め。
JAZZ等の場合は、コーテッドタイプのヘッドに倍音が良く出る薄めのヘッドを選ぶ事が多いです。
用途に応じてお好みの音が出る可能性の高いヘッドをお選びください。
※チューニングやヘッドを張る太鼓本体の種類などによっても音質や音量また音の立ち上がりなどのレスポンスは変わりますので一概に申し上げにくいところですが、1種類の太鼓にいろいろなヘッドを張るということを前提にした場合、ヘッドの種類で出音は全く変わります。 |
AQUARIANヘッドの特徴 |
AQUARIANヘッドは、国内に流通するヘッドの中ではメジャーなブランドではございませんが、REMO（レモ）やEVANS（エヴァンス）に匹敵するほどの種類を発売している大手のドラムヘッドブランドです。
ドラムヘッドは、ほぼ全てが海外ブランドのため、国内へ流通させる総代理店がコロコロ変わってしまいます。
REMOは長年Pearlが国内流通の総代理店となっておりますが、AQUARIANは現在TMCという企業が国内流通の総代理店となっております。
当店に在庫致しておりますヘッドは、同社が総代理店となる前のモーリスギターで知られるメーカーモリダイラが国内流通の総代理店だった時の在庫です。
現在のパッケージと異なり旧タイプとなりますので、超特価にて販売致しております。
AQUARIANヘッドの特徴に関しまして－私が使用した感じをご紹介させていただきます。
まず感じたのは、「なんとチューニングが楽なんだろう。」ということです。
それまで使っていたヘッドは、ある一定の範囲でないと使える音にチューニング出来ない状況で、それが普通と思っておりましたので、使える音にチューニング出来る幅が大変広い事に驚きました。
次に、「あれ？！チューニングが狂ってない。」と思いました。
それまで使っていたヘッドは、練習のたびにチューニングが必要なほど皮がいつまでも伸びてしまう感じでしたが、AQUARIANのヘッドは一旦チューニングを決めるとそこからどんどん伸びる。ということが無いのです。
それこそ、初めてヘッドを張るときに先輩から教えられた方法は
「一旦パンパンに張って、上から乗れ！」でした。
そのくらい伸びるので最初伸ばしておいた方が良い。 という事だったのですが、AQUARIANヘッドはそんなことをしなくても大丈夫でした。
音質は、ヘッドの種類によって様々ですので一概に申し上げにくいのですが、印象としては倍音が良く出ます。
私はスネアの叩き位置を曲によって変えますが、音のバリエーションが確実に増えました。
褒めちぎっておりますが
実は、音色は以前使っていたREMOのヘッドの音色が好きです。
まだそのときと同じ音色が出せるヘッドに出会っておりませんが、いろいろと使っていくうちに見つかるのではないかと思い、AQUARIANを使い続けております。
本来なら、気に入らなければ全く使用せずすぐにヘッドを張り替えますが、AQUARIANを使い始めてからは、どのヘッドを張ってもそれなりに満足出来る音色が出せるので、チャレンジ中です。
それも、本出品の様に旧タイプの特価品があるから出来る事です。
皆様も是非、安価にお求めいただける「今」いろいろとお試しいただければと思っております。 |
本商品の特徴 |
アクエリアン ニューオーリンズ スペシャル シリーズ
■クリアヘッド■１プライ■10mil
ニューオリンズ・スペシャルは、1プライ/10milのクリアヘッド表面全体にパワー・ドット素材を貼ったセンシティヴながら耐久性に優れたブルース/ファンク/セカンド・ラインに最適なスネア専用ヘッドです。
|
アクエリアンの技術的特徴 |
| ■サウンド・カーブ |
 |
アクエリアンのSound Curve(サウンド・カーブ)カラー・デザインは、ベアリング・エッジとヘッドの接点が自動的に最適なポジションに来る形状に設計されているので、緩めのチューニングでもヘッドにシワができません。
これによって、アクエリアンのヘッドは常に素早く簡単なチューニングを可能としています。 |
|
| ■セーフ T ロック・フープ |
 |
通常、絶え間なく続く振動によってヘッドのフィルムはフープ内部で緩みが発生します。それが、チューニングに緩みやレスポンスおよびレゾナンスの減少といった影響を与えます。
Triple Locking System(トリプル・ロッキング・システム)
アクエリアンの「Triple Locking System(トリプル・ロッキング・システム)」は、従来のヘッドでは得られなかったレゾナンスとプレイアビリティーを実現します。 |
|
 |
1．フープ内にセットしたフィルムの端部分をＵ型に曲げ、そのフィルムの底部分に円周上の穴が開けられます。フープ内に充填されるエポキシ樹脂がこの穴を通って「Safe-T-Loc」という溝に入り、しっかりと固定されます。
2．Safe-T-Locを構成する「T-Ribs」によって固められたエポキシ樹脂がフープから抜け出すのを防止。
3．ロッキング・ショルダーは、カラーの高さを適切に維持するためのロック機能となります。 |
