1970年代の「KANSAS KF250」鈴木バイオリン社製 です。KANSAS のギターは、1919年創業のウクレレ専門店・キワヤ商会(Famousブランド)が、当時は販売を手掛けていました。70年代に国産ギターメーカーで、様々な楽器店からの依頼で製作された GUILD.のコピーモデルですが、本器は、本家Guild.のラインナップにはないフォークタイプのボディに、D55
Style.で、ポジションマーク、指板、サウンドホール、ボディ表・裏と贅沢なインレイワークが アバロン(本アワビ)で、施された珍しいモデルです。トップ:スプルース合板サイド:ローズウッド合板バック:ローズウッド合板/3Pネック:ナトー指板/ブリッジ:ローズウッドポジションマーク・バインディング:アバロン(アワビ)Guild D55
Style.コンディションは、40年以上50年近く経っており、小傷はそれなりにありますが、本体には、演奏に支障をきたすような、致命的な割れや剥がれは見当たりません。当時は、ミディアムゲージが標準の頃ですので、ネックはやや太めのしっかりしたつくりです。反りは、ほとんどなく12F
6弦で2.8mmと小柄なボディも合わせて弾きやすい状態に感じます。生音は、合板とは言え、経年により乾いた可愛らしい音で、70年代フォークソングの弾き語りには最適のように感じます。アンダーサドル ピエゾピックアップ Fishman Sonitone.を取付けましたので、エレアコとしても演奏可能です。Fishman
Sonitone.は、プリアンプ付きでサウンドホール裏に1vol/1toneのコントロールが付くシンプルで使いやすいシステムです。ジャック一体型の電池ボックスに換装してあり、弦をゆるめないで、9V電池の交換が可能です。Zoom 504Ⅱ
のエフェクタをおつけしますので、エレアコとしてアンプにつないで、多彩な音づくりが可能です。コンディション、サウンドは、素人の主観によるものなので、説明不足や見逃している点があるかと思いますが、ご容赦ください。発送は、写真のソフトケースに、本体をプチプチで巻いて入れて、段ボール梱包してゆうパックでお送りします。個人保管の中古楽器でありますことをご理解いただき、購入をご検討いただければ幸いです。